子どもの成長過程と子育てのコツ
妊娠中(マタニティブルー)
この時期の特徴 母子一体感。エデンの園にいる。
子どもの課題 羊水の中で安定すること。
接し方のコツ ママの精神的安定がすべて。
課題をクリア 安心につながる(安定した子)。
課題に失敗… 不安につながる(不安感でいっぱいの子)。
乳児期(0〜2歳)
この時期の特徴 口唇と触覚の感覚がすべて。
子どもの課題 希望の獲得「自分は愛されている。明日はいいことがあるだろう」。
接し方のコツ スキンシップを多くとる。子どもの存在を温かく迎える。喜んで世話をする。
課題をクリア 基本的信頼につながる(性格の明るさ・前向きな姿勢)。
課題に失敗… 不信につながる(指しゃぶり、人形やタオルを抱いて寝る→劣等感、悲観的、傷つきやすい、自閉)。
幼児期前半(2〜3歳)
この時期の特徴 自我の芽生え。
子どもの課題 意思力の獲得「私はちゃんと自分のことができるんだ」。
接し方のコツ 根気よくトイレットトレーニング(しつけ)。できたらほめる。厳しく叱り過ぎない。
課題をクリア 自律につながる(何かを自分の意志で保持したり我慢したりする)。
課題に失敗… 恥と疑いにつながる(必要以上の恥じらい、自己非難→しまり屋、潔癖、だらしなさ)。
幼児期後半(3〜6歳)
この時期の特徴 運動能力・言語能力・想像力の発達。自己主張。
子どもの課題 友達と遊ぶこと。人のすることを模倣。目的性の獲得。
接し方のコツ 友達と十分遊ばせる。人のマネ(ママゴト、ヒーロー遊び)を妨げない。
課題をクリア イニシアティブをとれるようになる(人間関係をうまく築く)。
課題に失敗… 罪悪感につながる(強すぎるエディプスコンプレックス→無気力、自閉)。
児童期(小学生)
この時期の特徴 学校で共同性を体験。想像と現実の世界をごちゃまぜにする。
子どもの課題 遊ぶこと。自信の獲得「やればできるんだ」。
接し方のコツ 努力するように励ます。できたらほめる。甘やかしすぎや、厳しすぎるしつけは逆効果。
課題をクリア 生産性につながる(真面目さや勤勉さが身につく)。
課題に失敗… 劣等感につながる(自己抑制能力の欠如→自閉、指しゃぶり、夜尿、チック、不登校)。
思春期(中・高生)
この時期の特徴 自分とは何?という疑問。親への反発。異性への関心。
子どもの課題 自己の確認。異性と付き合うこと。
接し方のコツ 高望みや無理解。友達との比較などでストレスを与えない。
課題をクリア 自我同一性(アイデンティティ)の確立につながる。
課題に失敗… 自我拡散につながる(自分が自分でない感覚、他人との間に共通点を見出せない→閉じこもり、非行)。
成人期(25歳まで)
この時期の特徴 自我同一性を築きながら、一方で他者との一体感を求める。
子どもの課題 同性との親密な交流。異性との一対一の交流。
接し方のコツ 自立を促す。親離れさせる。精神的ヘソの緒を切る。
課題をクリア 親密さを獲得する(親密な交わりを通して、自己同一性を向上させる)。
課題に失敗… 自己吸収につながる(他者に自分の人格が吸収されるのではないかと不安→人に合わせすぎる、結婚しそうでしない、恋人を次々に変える)。